路地

こんばんは。本日のblogは小野が更新です。
前回担当のblogでは、設計者として新しく計画するには難しい、不思議な建物の魅力について書きましたが、その後も引き続きもやもやと考えております。
建物から一歩でて、通りなんかを考えてみても、キレイに整備された大通りよりも路地なんかに魅力を感じてしまいます。
生活感のある路地や、

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生活感以上のものが出ている路地

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坂にある路地なんかも雰囲気があります。

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あらためて写真を眺めていて気がついたのは、こういう路地の魅力を作り出しているのは、ある意味での「計画」として正しくない、ということなのかなぁということ。
たとえば最も路地らしさを演出するその幅員の狭さは空間的に親密感を演出していますが、やはり、狭い道というのは車が通れず不便なわけです。


路地にでる植木や様々な私物なんかも、路地が公道だとルール的にはNGなわけですし…
利便性や安全性は比較的明確に基準がつくれるので、当然「計画」に反映されやすく合意も得られやすい。ところが空間的なよさ、みたいなものはなかなかそうはいきません。「計画的な正しさ」をクリアした上で路地のようなものを作ろうとしても、前提がすでに崩れているので要素を抽出したデザインが関の山になってしまう。
当然「計画的な正しさ」が悪い、というつもりはないのですが、もう少しおおらかになれたらいいのかなと思います。


書いてしまうと、ずいぶん当たり前の事を書いてしまったなぁ、という感じもするのですが、おおらかな気持ちで引き続きこのジレンマとお付き合いしたいと思います。

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